昆虫の難しさって?

気候

気候に左右される

世界にはたくさんのカブトムシやクワガタが存在します。日本の平地や雑木林などで捕獲できるのは主にカブトムシとノコギリクワガタです。夏に出てくるイメージが強い為、暑さに強いと考えられています。しかし実際にカブトムシが生息するのは日中でも日の当たらない涼しい雑木林の中。しかも活動するのはさらに気温の下がる夜間です。これらの昆虫は実は暑さに弱いのです。

日本の気候には
合わない昆虫もいる

多くの人が目にする昆虫といえば、カブトムシとクワガタムシです。特に子どもたちにとっては、図鑑やテレビの中だけでなく、実際に触れることができる「憧れの存在」として親しまれています。

代表的な種類として、まず挙げられるのが「カブトムシ」です。正式にはヤマトカブトムシと呼ばれ、ツヤのある黒〜赤褐色の体に、大きくて立派なツノを持つオスの姿が特徴です。夏の夜、山のふもとや公園の明かりに集まってくることもあり、身近な自然の中で出会える存在です。

一方、クワガタムシの中で最もよく見かけるのが「コクワガタ」です。小型ながら立派なアゴを持ち、飼いやすいため昆虫飼育の入門種として人気があります。また、「ノコギリクワガタ」も全国的によく見られ、大アゴが湾曲してノコギリのようにギザギザしている姿が印象的です。赤褐色の体と活発な動きが特徴で、見た目の迫力からも高い人気を誇ります。大きさによってアゴの形が違い、大きく湾曲し反り返っている水牛型は貴重です。

さらに山地や涼しい地域では「ミヤマクワガタ」に出会えることもあります。ゴツゴツとした体、毛深い胸、立派なアゴなど、その存在感はひときわ目を引き、大人のファンも多いクワガタです。大人でミヤマクワガタは見たことが無いという人も多く、日常生活で天然ものに出会う事は稀です。

その他に「オオクワガタ」も日本には生息していますが自然の中で見つけるのが非常に難しい昆虫として知られています。その主な理由は、生息数の少なさと、活動する時間や場所の限られた生態にあります。オオクワガタは、主にブナやコナラなどの古木の空洞にすみ、日中はその中にじっと潜んでいるため、野外で人の目に触れる機会がほとんどありません。また、他のクワガタのように光に集まる性質が弱く、夜間に街灯に飛んでくることも少ないため、「灯りで捕まえる」ことも非常に困難です。かつては関東から九州にかけて広く分布していましたが、森林の伐採や乱獲の影響により、その数は大きく減少しました。特に大型の個体は貴重で、長年にわたり「幻のクワガタ」と呼ばれてきたほどです。

このように、日本には身近でありながら多様な魅力を持つカブトムシやクワガタが生息しており、自然と人とのつながりを感じさせてくれる存在として、今も昔も変わらず親しまれていますが、これはあくまでも日本の在来種の話。カバロエチェルボが用意している昆虫には外国産が沢山います。そしてそれらはなるべく初心者でも、この日本の環境で飼育しやすい昆虫を集めています。

外国産のカブトムシやクワガタムシは、色や形が独特でサイズも大きく、とても人気があります。しかし、そうした昆虫たちの多くは、日本の気候に適応しにくいという特徴を持っています。その理由のひとつは、気温や湿度の違いです。多くの昆虫は、中南米や東南アジアなどの高温多湿な熱帯地域に生息しています。これらの地域は、年間を通して暖かく、気温が大きく下がることがありません。一方、日本は夏は蒸し暑くても、秋から冬にかけては気温が大きく下がり、昆虫にとっては寒さが大きなストレスになります。中には一桁代の温度で管理する事が望ましい昆虫や、ワインセラーの温度がちょうどいい昆虫もいます。

とは言え、昆虫の為に部屋の温度を1年じゅうキープする事は出来ませんよね?あまりにもデリケートな昆虫は日本の環境には適していません。カバロエチェルボではそれらも踏まえたうえで、初心者でも飼育しやすい、楽しみやすい昆虫をご用意いたします。

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